2020年11月30日

いま、なにかが転換しつつあるようだ

8面週刊誌広告「爆弾スクープ 特捜部が聴取 安倍前首相『桜を見る会前夜祭』とそっくり!菅首相『2500人パーティー』政治資金収支報告書不記載 会費1500円、高級ホテルで支援者を“接待” 『ゴルフコンペ』も『成田山バスツアー』も7年間報告なし」。9面の広告では「永田町インサイド」として「安倍晋三劇場『叩き上げは叩き上げに過ぎない』 『桜を見る会』でボクを脅したって、下々の菅ちゃんは勝てないよ」。続いて我が家購読紙は、2面「『桜』補填 安倍氏の認識は」「916万円どこから 捜査の焦点」「多額支出『秘書独断』で可能?」「答弁信用していた◾︎本人が説明し責任を 地元の支持者ら」と、とりあえず「桜」に集中。まだ世間の流れは「安倍桜」と「菅パーティー」の対立構図を明確にしていない。週刊誌が火を焚きつける動きに出るか。尻すぼみになり、検察捜査も骨抜きに終わるか。でも、コロナはそうはいかないと思って調べると、「菅パーティー」を載せた広告にはコロナの影はなく、「安倍桜」に少し触れた広告では、同程度の分量で「列島大異変 コロナと『ダブルで流行』なんてなかった インフルエンザ患者がほぼゼロになっていた」を載せている。新聞記事がコロナを取り上げる分量に比して、どちらも危機感を煽るのが好きな週刊誌としては肩透かし。なぜ?
24面でいつも大人しい週刊誌が「コロナ急拡大」として「『責任放棄』が繰り返される感染対策 日本モデルのおごりが生んだ無策/第1波で『努力しなくても制御できる』と誤認/分科会委員『政府の実感なし』」「9800万人のスマホでわかった感染リスク高い場所 米スタンフォード大が調査『会食リスクはフィットネスやカフェの3倍超』/英国GoToイートでクラスター」「グーグル予測『今後28日間で全国の陽性者6万4千人超』の根拠と意味」があり、大人しいけれどけっこうツボを押さえている。こんな見出しもある。「安倍前首相『夕食会問題』再燃させた立役者 立憲・辻元議員の質問をきっかけに形勢逆転/特捜部は年内決着の意気込み/菅政権への影響」。しかし、大人しいなりになんとなく大雑把な気がする。できればもっとヤクザな切り込みがあってもいいいのに、と思う。全体に冒険心旺盛なはずの週刊誌群がなぜか抑制気味なのが気になる。
事態は急迫している。感染者は増え続け、以下の記事では院内感染で職員50人以上が現場を離れざるを得なくなり、他の病院からの応援を求めているが集まらず、職員が休みを返上して回しているとある。さらにあまりに過酷な医療現場の状況に、奮闘する医療従事者に燃え尽き症候群が広がっているとする他の記事もある。医療従事者を支える公的な措置や社会的な理解が不足しているためか、関係者の精神的疲労が極限を超えている。少なくとも、医療関係者が政府の無策と社会的偏見の両方から挟み撃ちにされるような状況はあるべきじゃない。この国の民はそんなに了見が狭かったか。自分で自分の首を絞める愚を犯すのか。「コロナと『ダブルで流行』なんてなかった インフルエンザ患者がほぼゼロになっていた」というのも不思議な話。例年、風邪気味で受診すると、「このあたりでもインフルエンザが大流行中なんですよ」と医者から聞かされる。それが今年は違う。もしや病院でコロナに感染するのが怖くて、患者が受診を避けていないか。ブログ主自身の心境からそんな気がする今日この頃。大阪府知事が「病床トリアージ」をはじめると宣言したという。2番目の記事は、原発の再稼働と地方自治体の絶望的選択を詳細しつつ、この国の絶望を語る。「トリアージ」はコロナに始まったことではない。「死に至る病」は全国に広がっている。
☆「北海道最大クラスター 病院職員50人離脱 全階感染 人手不足深刻」北海道新聞11月27日
https://news.yahoo.co.jp/articles/51c0174c4ab89d2791c43b5e1a006002b252a81a?fbclid=IwAR3hKS92QDCUOVw_rHHYgryurVqeh9ShwgSggeq6nxr-snyrRJZy-jfMpAA
☆「『刈羽村長選』に見る、日本の闇。足元の選挙をしっかり見ないと日本は取り返しがつかなくなる」ハーバー・ビジネス・オンライン11月14日
https://hbol.jp/232195
posted by ガンコジージ at 11:19| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする