2021年01月02日

新聞休刊日は他報道を参考に・・・

10月の自殺者が昨年同月比で4割を超えたと報道で知ったのは11月11日。なかでも女性の自殺者が多いという記事に接したのは11月6日。詳しい分析記事に出会わなかったので、当ブログでは少しずつ触れているに過ぎない。以下の記事でも若干の検証は行われているが、まだ隔靴掻痒の感が否めない。全国調査の対象は20歳以上の男女500人で、精神的不調を感じる割合は女性53%、男性40%と差が出たという。自殺者との関係を論じるにはデータが少ない気がする以前に、なんだかこのテの調査結果自体が少ないように思う。男女の労働者ではどうか。非正規、正規の関係ではどうなるか。中小経営者や保健所職員、医療従事者、保育所職員、学校などの違いはどう出るか。それらをきちんとやらないと、コロナが原因でこうなったという流れしか掴めない。政府が機能していたらなんとか乗り切れるものか、それでも簡単には克服できないものなのか。政府は最大限の手を尽くしているか。公助がきちんと果たされていてこそ、共助や自助があるということが明示できる結果であるのか。またはコロナそのものが問題で、コロナを過剰に意識するのが問題なのか。さらにそれらの結果に、なぜ、なぜ、なぜが加えられていく。こんな積み上げがないと、事実はいつの間にか歪められていく。歪んだ解釈がちまたに氾濫するようになっていく。
☆「コロナでメンタル不調の女性は半数以上、男性上回る」日本経済新聞1月2日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ229E90S0A221C2000000?unlock=1
以下の記事は、当節はやりの陰謀論について興味深く書いている。最後に近く「ネットのコミュニティでは、どんなマイナーな言説であっても、小さな市民権が得られる。手っ取り早く不安を解消するには、同じ不安を持つ人々と連帯するのがいい。だが、世界が特定の何者かによってコントロールされているといった信念は、無力感や不毛さをすべて外部要因のせいにしてしまうペテンであり、国家や企業や少人数のグループでさえがそれぞれ別のロジックが働いていて、まったく予期せぬ結果をもたらすという複雑性を排除するおまじない≠ニなる。要するに、新世界秩序(略)とは、人類が救済されることへの願望を反転させた陰画(ネガ)のようなものなのだ。人生を揺るがすようなスペクタクルを激しく欲しているのである」(本文引用「」内以下同様)。陰謀論関連の発言が増えている背景に、この社会が行きつく先に待つ不安の種が見えてくる。これは末期ゆえなのか。不安を増幅しながら意味のありそうな言説でからめとる。それが言説を用いる人々の不安定な内面によっていることを解き明かしているように思った。予測不能の大変化が猛烈な速度で広がっている現代、自分を固定しないと片時も立っていられない不安にかられるのは不可避的なのか。「ディープ・ステートは、イギリスに本部を置く影の世界政府のトップ『三百人委員会』(略)、あるいはイルミナティやフリーメイソンといった世界征服を企む秘密結社といった系列の現代的なリバイバルにすぎない(以前であれば、ロスチャイルドやロックフェラー、現在ではビル・ゲイツやジョージ・ソロスなどの名前がよく挙がっている)」とあるように陰謀論の主役たちがつぎつぎに生み出されている。そしていつも危険な落とし穴に引き寄せられていく。
☆「秘密結社が裏にいると信じる人が増えている訳 被害妄想的な感受性がコロナ禍で静かに広がる」東洋経済1月2日
https://toyokeizai.net/articles/-/398113
「1)感染源を抑える…感染者を発見し、保護・隔離する 2)感染伝播を抑える…『個人の努力』 3)宿主の感受性を低める…免疫力を高める/ワクチンを接種する」「いま政府がやっているのは(2)のみ」「3密を避け、家から出ず、静かな正月を」。個人の努力を最良の策とし、政府はぼなにもせず、切り札のGoToに執着し続ける。2週間前にゼロコロナを目指していたら、と思う。
☆「ゼロコロナこそ目標だ」デモクラシータイムス12月19日
https://www.youtube.com/watch?v=IiFNcXSclD8&feature=share&fbclid=IwAR3q2-krkruoUfcdIIrXLP7ykgTpF2w8Yc5-LvO29xlL7VcOmRs4C4peHUk
posted by ガンコジージ at 11:23| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする