2021年01月07日

1年が2年となり世相が疲れた後で来るもの

週刊誌広告の4面「『コロナ』もう一つの危機 『緊急事態宣言』再びで地獄絵図 ▼とどめの人災で自殺者8000人増! ▼本当にやるべきは感染症2類指定解除 ▼狂奔コロナワクチンは安全か ▼53歳参院議員羽田雄一郎の急死はなぜ防げなかったか?」/「巣篭もりで壊れゆく心身 このままでは『コロナ廃人』に一直線! ▼歩けない話せない…コロナフレイルを防げ ▼専門医が力説『筋力=気力』 ▼介護一歩手前が急増! ▼87歳黒柳徹子もやってるあの運動」。7面は対象的に「冬コロナ緊急事態 西浦教授独白120分『2月に感染爆発が来る』『東京は無策だった』 第二波、第三波の襲来を予言していた“8割おじさん”こと西浦博教授。彼は焦りを深めている。『このままでは東京だけで2月末に1日3千5百人、3月末で7千人の感染者が予測されます』。だが、政府はーー。」(以下各論抜粋で)「“安倍派”会長『政局は加速する』菅下ろしXデーは4・25」「1年で80人 小池百合子『コロナ対応部局』で大量退職」「『コロナ変異の恐怖』東大准教授が警鐘『日本でも別の変異が』」。二つの週刊誌の内容は相互に呼応しているのか、それとも対象的な記事になっているのか。前者はこのごろよく見かけるようになった陰謀論系の主張に似ている。なかでも「感染症2類指定解除」は、よく目につく文言。解除したらそんなに厳しい対応をしなくて済むから、医療崩壊なんてものもなくなる、という主張につながる。以前は、死者数を低く見せるために地方からの日報告を精査せずに送れと指示している、などと不信感を募らせていたが、いまはその逆でコロナではなく持病で死んだ者もコロナ死として集計しているだけだ、と都合のいい修正を行っている。その一方で厚労省がコロナ下真っ只中で推し進めている、「地域医療構想」を実現するための「病床削減支援給付金」の実施については、あまり注目しない。そりゃそうだろう。2類指定を解除すれば医療崩壊も起こらなくなるのだから、注目の必要はない。PCR検査はインチキだからヤルナというのも同じ流れで、大げさに報道しなければ死ぬ者は死に、後遺症に悩む者はそれなりに悩み、そして人心はいつの間にか落ち着いていく。集計なんかして、毎日発表するからみんな恐れおののくのだ、と言いたいわけで。まだ未知数の部分が多いのは確かだが、その部分を大きく膨らませて「ダイジョブ、ダイジョブ」と言い切る勇敢さには恐れ入る。放射線や電磁波にはそれなりの対応をし、ときには過剰にさえなれるのに、コロナでは真逆になる。死者さえ持病か寿命と簡単に斬って捨てる。呆れ果てるばかり。その一方で7面の「西浦教授独白120分」は中身を見ないとわからないが、文言とは裏腹に全体を俯瞰しているようで、線上的な空気感はない。政府が無策であればこうなる可能性がある、という予測で、受動的に世相を見るのでなければ、逆に自発的に政府に対する視点を持つことができる可能性はある。陰謀論に欠けているのは「政府とどう向き合うか」というあたりかもしれない。時々どっちを向いているのかわからなくなるようだ。
コロナの昨日の感染状況は6千人。東京と大阪の死者はほぼ同じ。陰謀論者は事実を見るのが怖いのかもしれない。見たくないから放射能や電磁波を恐れるように恐れ、遠ざけるのかも。いや、遠ざけることができないコロナは、直視しなくていいように決め込んでいるのかも。その延長上に同類の人がいる。以下の記事には、田原総一郎氏とスガ氏との奇妙な会話が紹介されている。田原氏がスガ氏に緊急事態宣言をすべきと迫ったとき、スガ氏は答えたとか。「実は田原さん、これはオフレコだけど、分科会の尾身会長が、その必要はない、と言っている」「医療業界は、新年になれば感染者数が減ると考える」(本文引用)。分科会や医師会が危機感を表明しているとき、首相はこんなことを真顔で言う。客観的に状況を認識できていないか、自分に都合の悪い認識は自動的に拒否するのか、首相が演技のできる人物ではないと知っている田原氏はそのとき驚いたに違いない。以外にそんな人が多いことを知って、ブログ主も驚いている。
☆「菅総理は判断不可能?田原総一朗氏が語った衝撃エピソード」日刊ゲンダイ1月6日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/283466
posted by ガンコジージ at 10:30| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする