2021年01月14日

政治がめちゃくちゃになっている

計11都府県に来月7日まで緊急事態宣言を発令。4都県が約1カ月として、残りの府県は1カ月も経たずに事態が収束できると胸算用。表向きの収束の後で、まだ残る感染者が充分に減るまでの期間、安全を見込んで引き続き警戒を怠らないことが防疫の基本だが、それを7府県は最短で走り抜ける。前首相が奇しくも語っているように、「スガ政権にはスガ官房長官がいない」ってことなのか。自分自身が官房長官の役目を担い、首相の役目まで気配りできない・・・8年間で身に染み付いた官房長官の習性が邪魔しているのか。ともあれ今日の1面は珍しくコロナ一色だった。トップ記事は今触れたとおり。その横の「外国人入国一転全面停止 宣言期間中ビジネス客も」は、これだけ感染者が増えてきているのだから、いくら相手が安全国だからと言って、ほとんどが緊急事態宣言中の東京や大阪なんだから、来日する方が危険に満ちている。たしかに変異種の流入を阻止する名目はあるけどね。「国内感染30万人超 3週間余りで10万人増」は増加ペースが加速していることを物語る。その一方で、「選抜高校野球 観客入れ開催」は、東京五輪の予行演習の露骨なイメージが漂う。人体実験しながらまだ五輪をやるつもりか。極め付け「天声人語」は「無計画。自己過信。優柔不断。それらは反省されることなく太平洋戦争に引き継がれた」「民主主義のすぐ隣にファシズムはある、そのことを国民はしっかり意識しなければならない」(本文引用)と、故半藤一利氏の残した言葉に重ねて、桜やコロナで暴かれ尽くされているこの国の惨状を鋭く抉り出す。国民も気づき始めている。29面「首都圏の北 緊急事態は栃木だけ?」の中見出しには「関西・福岡『めちゃくちゃ』『仕方ない』」で「『GoToキャンペーン』でコロナを拡散して、今度は緊急事態宣言。政府の対応はめちゃくちゃだ」「咋春は定額給付金をもらうなどしてなんとか食いつないできた。今回、それがないとしたら、お先真っ暗よ」(本文引用)。ここで思い出すのは、前回の定額給付金はどういう経過で給付されたのか。野党が提案した時、アソー財務相は出すのをイヤがった。最初はうるさい審査が必要で、なかなか出なかった。そして世間が騒ぎ出し、野党がうるさいし、おおあわてで実施されたっけ。アソーが邪魔したんだよ。今度もダレかが邪魔してるのか。GoToには金を惜しまないが、利益が直接つながらなければ出し渋る。その体質はいまも引き継がれているということ、知っておきたいね。
3面「東京感染『1日500人未満』で解除なら 2カ月経たず再宣言レベル」では、京大の西浦教授が「緊急事態宣言で東京都の感染者を1日500人未満まで減らせても、宣言を解除して、対策を緩めれば、2カ月もせずに再び宣言が必要になる」(実効再生産数で計算し)「0・88まで下がれば、2月24日に500人未満を達成。その直後から対策を宣言前に戻して1・1ほどに戻ると、4月14日には宣言時と同水準まで感染者が増える」「解除基準をめぐっては、7日の諮問委員会で(略)異論が噴出。宣言の(略)基本的対策方針に『(解除後も)必要な対策はステージ2相当以下に下がるまで続ける』という文言が入った」(本文引用)。だが、政府の解除基準では「ステージ3」となった。これは記憶しておかなければならない。
さらに注目は4面週刊誌広告「『コロナ』本当の敵 『菅官邸』崩壊!▼『言葉なき宰相』コロナに倒れる▼吹き荒れ始めた『菅おろし』▼安倍・麻生主導で解散総選挙の顔は…」。6面にも「『菅さんがおかしくなっている』二階も逃げ始めた」があり、なぜか石破茂氏に焦点を当てた「博多ふぐ9人宴会」の大きな見出しがめだつ。これもポスト菅でどこかが主導権を握ろうと画策を浮き彫りにしているのか。トランプが民衆反乱で抵抗しまくる米の政局にならって、足元が危なくなって、病気で逃げたあの人が、代理を立てて主導権を撮ろうと企てているのか、個人的に止むに止まれず第3期目を狙いだしているのか。最もおかしくなっているのは、自民党をめぐる界隈なのだと知る。いよいよ泥舟になってきたのかな。景気下振れ確実でマイナス成長間違いないいま、株価だけは元気に3万円を目指す。実体ないのはみんな知っているのに?
posted by ガンコジージ at 10:36| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする