2010年04月27日

京都朝鮮第一初級学校でのできごと

児童に関心を持って活動する友人たちのブログやHPを見ていて気がついた。関西であったこの出来事について、だれも触れていないのである。関心があっても良さそうな人たちであったから、ちょっとビックリ。記事としては遅いかも知れないが、ジージ自身の反省も含めて転載しておくことにした。

●東京新聞特報欄記事(2009年12月18日付)による

朝鮮学校の公園使用を「不法占拠」 京都で"保守"団体抗議
外国人いじめ 不満はけ口 言い掛かり? 不況で民族差別の傾向も


今月四日(・・・09年12月4日、ジージ記)、在日コリアンの子どもたちが学ぶ京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)(・・・幼稚園と小学校にあたる、ジージ記)の裏門前で"騒動"が起きた。拡声器を持ったグループが押しかけ、同校が隣接する公園を校庭代わりに使っていることを「不法占拠」と騒いだ。子どもたちはおびえていたという。
朝鮮学校は在日コリアンの子どもたちに民族の言葉や文化を伝えようと設立され現在、全国に約七十校ある。日本では各種学校扱いで朝鮮籍だけでなく、韓国籍や日本籍の子らも通っている。
騒ぎがあった四日は、同校で京都市内と滋賀県内の初級学校計四校の四〜六年生約百三十人が交流会を開いていた。同校によると、低学年の子たちは昼食を終えて歯磨き中。
マイクの大音響に数人の子どもたちが怖がって泣きだしたという。騒ぎの間、児童らは講堂や校舎にこもったままで下校できなかった。
この行動を主催したのは"行動する保守"を掲げる「在日特権を許さない市民の会」と「主
権回復を目指す会」の関西支部所属メンバー。主権回復を目指す会・関西支部の新巻靖彦事務局長は「公園が学校に不法占拠されて困っていると住民からメールがあった。調べたら
朝礼台や拡声器、サッカーゴールを公園に勝手に置いていた。市が動かないのでわれわれ
が行動した」と説明した。
ネット上で公開されている動画を見ると、裏門に男性十人ほどが押しかけ、「開けんかい」「なめとったらあかんど」「キムチくさいでぇ」などと怒声を浴びせた。学校から公園に向けた拡声器の電線が切られ、公園にあった朝礼台も学校の門の前に投げ出された。
同校は資金難から運動場がなく、道を挟んで隣接する市の公園を一九六〇年代から使っている。同校の高炳棋(コピョンギ)校長は「公園使用は京都市や地元の町内会と協議して了解を得た結果。不法占拠ではない」と説明する。
京都市の担当者は「公園は住民も学校も使うので、他の住民に不便がないようにと学校に何度か指導はしているが、使用をやめるように言ったことはない」と話す。
日本の大学で教員を務める保護者の一人(四二)は「いくら表現の自由があっても、学校に来て『スパイの子どもたち』『朝鮮学校を日本からたたき出せ』と拡声器で怒鳴り散らすのは「政治活動のルール違反だ」と憤る。
今回の行動について、「市民の会」はホームページ上で「行動する保守運動の領域に朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)を引きずり降ろした」と成果を"誇示"。一方京都や東京では近く、市民団体などが行動を非難する集会を開く。
一橋大の鵜飼哲教授(仏文学・社会思想)は「公園使用への抗議というのは言い掛かりだろう。日本の民族運動を提唱する人々のようだが、もはや単なる外国人嫌いにしかみえない」と語る。
「十年来の不況で、社会の中で民族差別に走る傾向が出てきている。欧州では先に起きている。女子学生のチマ・チョゴリ切り裂き事件は個人単位だったが、今回は組織された人
々が公然と授業中の学校に押しかけており、危険な兆候だ」
折りしも鳩山政権は外国人の地方参政権導入に前向きだ。鵜飼教授は「参政権より先に差別を禁じる国内法を整備し、公的な歯止めをかける必要がある」と指摘した。
…………………………
以上、東京新聞の引用。繰り替えすが、朝鮮第一初級学校とは、幼稚園児や小学生にあたる児童の通う学校のことである。
posted by ガンコジージ at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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