2010年07月14日

選挙結果で考えた

沖縄比例区でもっともたくさんの票を獲得したのはどの党か。なんと社民党である。それはもっともなことと言わなければならない。普天間問題でいちばん筋を通したのは、共産党を除けば社民党だけであったのだから、この結果はある意味当然だろう。順番に並べると以下のようになる。

政党名ーー比例区得票ーー選挙区得票
社民党ー120064ー215690
民主党ー118915
自民党ーー93385ー258946
公明党ーー94905
共産党ーー36155ーー52448
みんなーー31720
国 民ーー14078

なるほどなあ、とジージは思う。この票の動きを見ると、沖縄においては、筋を通した社民党への評価がきっちりと出ているような気がする。そして、民主党への期待もそれほど減っていないんだとも思う。
また逆に、全国の評価がこれとまったく一致していないことに、ある種の不満を感じざるを得ない。つまり、沖縄以外の地域にとっては、普天間基地の問題は票を動かすポイントにならなかったということではないか、というふうに思う。
沖縄県人が感じる疎外感の元が、こんなところに現れているようだ。沖縄にとっての死活問題が、他地域においてはローカルなものとして認識されてしまう、このあまりにやるせない落差。他人事感覚の無責任さ。

選挙区の票の動きを見ると、また別の見方ができるような気がする。比例区での自民党の人気のわるさは際立っているのだが、選挙区において大量得票につながってしまうこの不思議。
ひとつには公明党のバックアップが強力だったことを物語っているし、みんなの党の票がおおむね自民党へ流れたこともみてとれる。これは沖縄の経済が基地に大きく依存していることの反映でもあろうか。
また同時に、社会党と共産党が一致して統一候補を擁立していたら、別の結果が出てきた可能性にも気づかされる。これは昔からあったことだが、この数字を足したら保革が入れ替わっているのに、という切歯扼腕の実例であろう。
まあ、そんなことをいわずとも、民主党がもうすこしちゃんとしていたら、こういう結果にならなかったのは、この結果から見ても明らかなのだと思う。
なんとももったいない話であった。で、昨日に引き続いて、ジージの個人的スローガンを一発。

菅政権よ敗退を恐れない左翼政権たれ!
その向こうにこそ、君らのほんとうの未来はひらけている!
くれぐれも分裂縮小なんてしないでくれ!

このままヨタヨタしながら野党に舞い戻っていったら、自民党は浮かれまくって大型右旋回を敢行し、それこそ民主党の未熟さのために、庶民の生活はボロボロになってしまったということになる。

拝啓、民主党殿。負け方にも責任の取りようがあるってことを、骨身に滲みて感じておいてください。国会対策もさることながら、庶民への目線を忘れずに・・・。
posted by ガンコジージ at 09:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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