2019年04月03日

もうムチャクチャなんだけどなあ

ちょっと前まで以下のような状態だった。対北外交で従来の制裁一本やりのハードルを下げたけれど、米朝首脳会談物別れ以降、困り果てた北が日本に接近してくるかもしれないと期待していた当てが外れ、北からは相変わらず厳しい批判の声しか漏れてこない。首相はトランプ頼みですでに2回、拉致問題を取り上げてもらうようお願いしていたが、さて4月から立て続けに始まる都合3回のトランプ詣で(じゃなくって日米首脳会談)も、課題が目白押しでお願いを聞いてもらえるどころじゃない。「日本政府に北朝鮮とのパイプがなければ、首相の直接会話は夢のまた夢。今さら対話路線に転じても、遅きに失した感はある」「文在寅政権の樹立後、3度目となる南北首脳会談に向け金正恩委員長のソウル訪問の実現を目指すなど、南北朝鮮の両首脳が融和に傾斜するほど、日本の安倍政権だけが取り残されていく構図である」「安倍首相が北朝鮮に直接、乗り込み、金正恩委員長に『拉致・核・ミサイル』問題に対する懸念を表明すれば、どうなってしまうのか。南北朝鮮の反日姿勢の火に油を注ぐこととなり、安倍首相自身はまさに飛んで火に入る夏の虫となる」(本文引用)。記事では中国の立場も考慮に入れて、いよいよ孤立していく日本の姿を浮き彫りにしている。これに対ロ関係を加えると、さらに孤立感が深い。
☆「直接対話を求めたら…“飛んで火に入る”安倍政権の対北外交」日刊ゲンダイ3月29日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250644?fbclid=IwAR1IySZ38NjQyHiWiBkvmkqsn1fm_m7k_FSizN8cgIFWunxpjcwA1AHXEHw
日米貿易交渉(FTA)で思いも掛けない中身が発覚し、経済が大変動をきたす可能性まで囁かれている。3面「日米貿易初会合 15、16日開催調整 交渉の対象範囲焦点」では、「日米貿易交渉をめぐっては、昨年9月に両首脳が交渉を始めることで合意」「日本側は日米物品貿易協定(TAG)、米側は米日貿易協定(USJTA)と呼んでいる」(本文引用)。茂木経済再生相が訪米し、下旬に首相が訪米、トランプ会談となる。外交交渉ではこのところ秘密主義が横行し、中身がなかなか伝わらない。都合の悪いことは「秘密です」となるんだろうけれど、最終的に蓋を開けたらどうなっていることやら。10面の政治漫画は「恐れ入る だれも信用しない秘密主義」とあり、どうも外国記者との会見で政府の秘密主義が追求される状況を笑っているようだ。すでに政権のやり方が国際水準から大きくずれていると、諸外国が見極めてしまったということの証明だろう。信じているのは国内ばかり。
1面に「安倍・麻生氏の地元『道路事業を忖度』 塚田副大臣 発言後に撤回」がある。(首相と副総理の地元事業と紹介した上で)「『国直轄の調査に引き上げた。私が忖度した』」(副大臣室で面会した自民参院幹事長から)「『これは総理と副総理の地元の事業だ』と言われ、『分かりました』と応じた」(と集会で語り)「さらに『総理とか副総理がそんなこと言えません。でも、私は忖度します』と述べた」「塚田氏は2日、文書で『一連の発言は事実と異なるため撤回し、謝罪する』とのコメントを出した」(「」内本文引用)という。これまでなら即刻辞任もの。いまはこんなの当たり前になって「謝罪」でもまだまし。ヤクザなおぼっちゃまが「オラ知らねえよ」とのさばる末期症状。
元号なんかで浮かれまくっていても詮無いこと、と思っていたら、2面「空白の11分 政権、保守派を意識 遅れた発表 皇居へ向かう車 改元巡り支持基盤とあつれき」がある。支持基盤が「憲法違反につながりかねない主張」(本文引用)で政権に圧力をかけ、政権が必死になってそれに応じている姿が浮かび上がる。「実際には首相が何を伝えたかは公式にはわからない仕組みになっている。内奏の内容を漏らすことは、天皇の政治利用を避ける観点からも厳禁とされる」(本文引用)とある。裏工作に継ぐ裏工作で世間を欺く奸策ばかりが横行する。こうして秘密政治の構造が綿密に創り上げられていく。気がついたら「裏ばかり」の政治に成り果て、人々の生活は最悪の道をひた走っている。
posted by ガンコジージ at 09:59| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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