2020年11月10日

近づく第3波とどう向き合えばいいのか

以下の記事を読んで、「ずいぶん古い発想を臆面もなく口にしたもんだ?!」と思った。「首相官邸が日本学術会議の会員任命拒否問題で、会員候補6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念し、任命を見送る判断をしていたことが7日、分かった。安全保障関連法や特定秘密保護法に対する過去の言動を問題視した可能性がある。複数の政府関係者が明らかにした。菅義偉首相は国会審議で6人の任命拒否に関し『個々の人事のプロセスについては答えを差し控える』と繰り返し答弁。拒否理由は今回の問題の核心部分となっていた。日本学術会議法は会議の独立性をうたっており、政治による恣意的な人事介入に当たるとして、政府への批判がさらに強まる可能性がある」(本文引用、以下「」内同様)。そこまであからさまに言うなんて、前のおぼっちゃま首相でもなかった・・・のではないか。いや、もしかしたらあったかも。政治のトップなるものになってタガが外れたか。有頂天の極みを目指しているようだ。もともとぶっきらぼうで、思っていることと現実が合わないと「そんなことを言っちゃダメでしょ」という場面になったことはしばしばだった。それでも少しは抑制していたかとも思うが、ひどいね、これは。学術会議会員の発言を「反対運動」だから任命拒否というのなら、政府に対する辛口提言はみんな「反政府先導」か。それが悪けりゃ、良いのは「政府よいしょ」しかなくなる。それは「学術会議」じゃなく「太鼓持ち会議」のこと。政府のやり方に“ごもっとも”と踊りまくる学者以外はいらん、というのに等しい。これは完全な思想統制を目論んでいるとしか言えない。
☆「官邸、『反政府先導』懸念し拒否 学術会議、過去の言動を問題視か」東京新聞11月8日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/67069
関連で4面「『控える』答弁80回近く 臨時国会序盤 首相ら学術会議巡り48回」の記事を考える。「首相は官房長官時代、記者会見で『全く問題ない』『指摘は全く当たらない』などと繰り返して乗り切ってきた。一方、官僚の書いた答弁を読むことが多く、与党内には首相の答弁能力を不安視する声も」「参院予算委で野党筆頭理事の森ゆうこ氏は6日、『官房長官の時みたいに「問題ない」「それに当たらない」というだけでは到底国会はクリアできない。力のある政治家だが答弁能力はない』と指摘」したという。口を開けば「総合的、俯瞰的」を連発。答えに詰まれば「お答えを差し控える」で、中身を明確にできない。究極の意図としては「反政府」だからお答えしない、する必要がない、ということか。うーん、前の首相もとんでもないことをよくおっしゃっていた。メモに残っているのでは「昨日の発言は私の単なる思い違いでありまして、決して嘘をついたわけではありません。私は総理大臣ですから、嘘をつくわけがないということを申し添えておきます」や「私が調べて私が適切であるということを申し上げたことはない」なんてのがあったが、質は同じで向き合う姿勢も似たようなものとは言え、これは一生懸命ごまかそうとしていた。“問答無用じゃ。黙っとらんかい”の圧力がにじみ出る現在からは、嫌悪感がいや増しに増すのみ。というより、究極の危機感にまで高まっていくしかない。これを許したら、自民党はぶっ潰れるでしょ。潰れるだけならいいけれど、とんでもないものが衣の下から出てくるでしょ。与党はいま、「首相の答弁能力」を不安視している段階だけれど、そんなので治まるようなことではない。すでに長い道のりを経てここまできた。そのこと、わかっているのかな。
いま、テレビで政府の感染症分科会が緊急提言をしている。いよいよ冬に向けてコロナ感染に緊張が走る。報道はなぜかワクチン開発状況をこれに重ね、安心を誘う。以下のサイトでは、急ピッチで行われるワクチン開発をあざ笑うように、迫り来る欧州第2波のコロナが変異していることを報じている。バッハ会長が来日するそうだけれど、このままでオリンピック突入・・・そんなことしてどうなるというの。まさかそれも問答無用?
☆「新型コロナウイルスに変種 研究者が警告」SWIswissinfu.ch11月2日
posted by ガンコジージ at 10:41| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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