2020年11月21日

小粒を露呈してなお読み上げ答弁に徹する

1面トップに「GoTo見直し提言 政府分科会 感染拡大地域で」「感染2400人超また最多更新」の記事。どう考えてもいまは大変な時期のようだ。21面週刊誌広告は「第3波の感染者40代以上にシフト 感染源は日本中に薄く広く広がっていた/第2波の東京の感染者は20代と30代で7割。第3波では40代、50代が感染。何が起こるか/全国23都市の人出、世界12都市の気温と感染者の増減をチャート化」「基本の徹底が効く 食事や買い物に出かけたら『入るとき』『出るとき』どっちで消毒? 『除菌』『抗菌』『界面活性剤』『アルコール60%以上』有効なのはどれ」「コロナ病棟は一変 中高年患者急増で病床が一気に埋まる」「正社員の雇用も支えきれない『大失業時代』に突入 雇用の受け皿だったサービス業をコロナが直撃/実体経済が傷んでいる/企業の発想は『人よりテクノロジー』」「時代を読む 『フェイク』は誘発も蔓延も許さない 学術会議批判ツイートの7割強『親安倍派』の拡散/『中間的メデイア』の台頭で報道と流言の境界あいまい」がある。今回の新聞記事の中で、もしかしたらこの週刊誌記事が最も役に立つか。読んだらガックリの類かもしれないが、ちょっと期待する。どこがといえば冒頭部分の「第3波の感染者40代以上にシフト」と「中高年患者急増で病床が一気に埋まる」「正社員の雇用も支えきれない『大失業時代』に突入」というあたり。世界の趨勢もそれに近いかたちで推移しており、コロナの影響は第1波の経験を超えて、爆発的な広がりを見せつつある。
以下の記事は1週間ほど前のものだが、日本医師会の会長が11日に「第3波」到来を指摘していたと書いている。それに対して政府の対応は手ぬるいの一語に尽きる。自民二階幹事長などは「GoToトラベル」を来年のGWまで延長しろと発言する始末。英仏は第1波でGoToを推進し、失敗した経験を踏まえて学んでいる。それなのに4面の「『トラベル』に野党攻勢 政府の対応・責任 追求」では、まるで壊れたレコード盤みたいに「感染対策と経済の回復を両立させていく」「適切に対応していく」(本文引用以下「」内同様)。経済再生相は「神のみぞ知る」。1面「天声人語」には「菅首相の『静かなマスク会食』にしろ、小池東京都知事の『5つの小』にしろ、問題の大きさに比べて、ちんまりした話だ」「田村厚生労働相が、飲食用のフェースシールドなるものの使い方をテレビカメラの前で実演していた。政治家たちは何かメッセージを発しているつもりなのだろうか。医療の専門家たちの危機感とは隔たりがある」。都医師会は「GoToトラベルの一時中断」を求め「今のまま放っておくと、必ず医療崩壊につながるという。経済との両立というと聞こえはいいが、感染防止の努力をGoToが打ち消しているのが現状か」と「天声人語」は語る。菅首相じきじきの「マスク会食」は「そんなもんザルだ」と批判される始末。「5つの小」で東京の窮状がなんとかなるか。「飲食用のフェースシールド」はスパコン富嶽を使って効果を検証するって正気かい。政局を有利に導く奇策がマンガになっている。「神のみぞ知る」発言なんぞ、もうお手上げの証拠でしかない。
☆「日本はまだ『GoTo』推進するの? 英仏の失敗例に学ぶべし」日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/281281
☆「マスクして会食 沖縄の識者『効果はザル』 首相呼び掛けに疑問」沖縄タイムス11月20日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/666575
☆「小池都知事『5つの小』呼び掛けは“小”手先の対応 財政逼迫 新型コロナに打つ手なし」スポニチ11月20日
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/11/20/kiji/20201119s00042000593000c.html
☆「『飲食用』フェースシールド、厚労相が実演 効果は限定的?」HUFFPOST11月20日
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fb75663c5b6f6adf9495849
posted by ガンコジージ at 10:14| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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