2021年01月06日

いまや敗戦に向けてまっしぐら

免疫力が高い若者たち。この人たちの感染率は圧倒的に高いが、重症者や死者は少ない。スウェーデンの公衆衛生庁の公式サイトを見るとはっきりわかる。20〜50代までの感染率の高さは圧倒的だ。一方で80代の死者数はダントツで、両側70代と90代以上がそれに続く。重症者の傾向を見ると、40代から大きく上昇し始め、60代でピーク。70〜80代へと急激に下がっていく。以上、50代をどう捉えるかだが、その年代のおっさんたちよ、君たちは死亡率は高くなくても重症化率は高いんだよ、と言っておく。重篤な後遺症が残りやすい年齢じゃないかと推測する。若いつもりで酒飲んで、酔っ払ってクダ巻くのもいいけれど、コロナを軽く見ちゃあいけない。そして若者よ。君たちは30代以下で圧倒的に強い。スウェーデンのグラフでは、ほとんど死に至る者はいない。でも、その油断が取り返しのつかないことになる。自分は安全でも、高齢者への感染拡大に貢献している可能性が非常に高い。「コロナはただの風邪」と油断していると、自分のばらまいたウイルスでだれかが死ぬ。また、自分自身も後遺症に悩まされる。そのことは気にしておいてくれ。たしかに政府のやり方はめちゃくちゃで、働くのもままならず、青春を謳歌することもできず、あらゆる可能性を封じられ、イライラさせられる。酒を飲んでハメを外したい気持ちはあるだろう。だから、自粛してくれなんて言わない。それより、イラつくんだったら、どうしようもなく無能な政府に怒りをぶちまけてくれ。
3面に「3度目封鎖の英 学校閉鎖や罰金 連日5万人感染『ワクチン渡るまで』」がある。当初スウェーデン方式を取り入れて感染拡大し、あわててロックダウンに踏み切った経緯があるイギリスが、3度目のロックダウンを開始した。人口6800万人。スウェーデンの約7倍くらい。いやいや、スウェーデン方式は人口や人口密度が高い国では、やらないほうが良い。いまの感染拡大状況を見ると、当初の油断がアダとなっているようだ。イギリス独特の原因もあるだろうが状況は厳しく、首相自身がコロナに感染しながら奮闘している。ワクチン接種が政府の示せる最大の決め手とされており、12月から米大手製薬会社ファイザーなどのワクチン接種を開始している。「早く効果を早行き渡らせるため工夫も凝らす。1人2回接種する間隔を、本来の3週間から12週間に広げ、1回目の接種をより多くの人に受けさせる」「順調にいけば2月半ばには、高齢者や医療従事者ら優先度が高い人々への1回目の接種を終えられるとし、『そうなれば多くの規制を解ける』と話した」(本文引用)
とにかく一生懸命なのは伝わってくる。一方こちら側では、専門家たちの警告に見向きもせず、GoToに走り、特措法改正を求める野党の声にも耳を貸さず、会期延長要求も知らん顔で1月中旬以降まで臨時国会を閉じてしまった。そしてたちまち感染拡大が顕著になり、いよいよ専門家らの警告が激しくなって、しぶしぶ「12月28日からGoTo一時中止」を決定。感染者も死者も一向に減る傾向を見せない。そして、いまやっているのは、3面の「特措法改正 罰則に温度差」「与党『強制力を』導入前向き 野党時短協力への補償重視」にある通り、けっきょく自助を行き渡らせるための罰則を優先。公助には気が回っていない様子だ。「政府は『支援』について、補償ではなく、おおむね金額一律の給付金を想定するが、立憲は事業規模に応じて損失分を保障すべきだと訴えた。仕入れ業者や生産業者など関連する業者にも対象を拡大することも提案した」(本文引用)。こうなると、政府が拙速で感染を拡大させてしまったときの罰則も作っておいたほうがいいと思う。同面には「『現場に看護院生を』厚労省287大学に協力依頼」がある。看護院生動員の一方で「地域医療構想」のため「病床削減支援給付金」実施の通達を出す矛盾。「今回の協力要請に対し、SNS上では『学徒動員ではないか』と指摘する声もあるが、厚労省の担当者は『あくまで看護師資格を持つ人に対してのお願いであり強制するものではない』としている」(本文引用)。特攻も志願の形をとったが実態は強制そのものだった。1面トップ「時短応じぬ飲食店公表も」の記事に暗澹たる思いが募る。
posted by ガンコジージ at 10:55| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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