2021年02月24日

解除ですべて万々歳の状況かねえ?

1面「首都圏以外月末解除で調整 緊急事態宣言26日にも判断」に、大阪、兵庫、京都3府県が、政府に対し2月末をめどに解除を要請したとある。それをうけて政府は、首都圏以外の愛知、岐阜、福岡を含む計6府県を「月末解除」する方向で調整に入った。最終判断は26日。20〜23日(土曜〜水曜)の連休による減少が平日に戻ってどう変化するかが焦点になる。ちなみに大阪府の感染者数は18日89人、19日91人、20日94人、21日60人、22日62人、23日100人となっている。検査数がどうなっているのかよくわからない。26面には「関西3府県『段階的緩和』宣言解除要請 感染再拡大を警戒」とある。解除要請はするもののその後も感染再拡大を懸念し、飲食店などへの営業時間短縮要請は続ける。(京都府知事は)「一番怖いのはリバウンド、再拡大だ。段階的に措置を緩和していくことが重要だ」(大阪府は)「午後8時までの営業時間短縮を(略)大阪府の繁華街に限定して午後9時に緩和する方向で検討」(兵庫県は)「3月7日までの時短を要請」(京都府は)「時短要請の午後9時までの後ろ倒しを検討」(首都4都県は)「3月7日で終わらせることを4都県の目標とし、外出自粛などの徹底を求める共同メッセージを出した」(本文引用)とある。ブログ主の主観としては、大阪府は(恐る恐るとはいいいながら)まだ「緩和」には遠いのではないか。京都はまだしも、兵庫は大阪圏だから油断は禁物と思う。
3面「変異ウイルス 国内も拡大 17都府県で135人感染3週間で5倍 新潟・埼玉クラスター発生 専門家『第4波につながる可能性』」では第3波とは異質の脅威が語られている。変異ウイルスは「検疫を除き、22日までに17都府県で135人の感染者が確認され、3週間で5倍に増え」「調べられているのは感染者全体の1割に満たず、全体像は見えていない」「専門家は『第4波につながる可能性があり、抑え込みが重要だ』と指摘する」「感染は東北から九州まで全国各地で報告されている」(専門家組織座長は)「いまのところは『散発的な感染』」「変異株のスクリーニング(略)を強化し、感染経路を特定し、拡大を防いでいく必要がある」(専門家組織メンバーは)「国内でかなり広がっている可能性もあり相当警戒している」(厚労省は)「地衛研に対し感染確認された人の5〜10%をめどに変異株であるかどうか調べるように求めている」(本文引用)というが、すでに地衛研は通常の検査で手いっぱいの状態。ようするに厚労省はこれまで公的医療機関を縮小してきた手前、いまさら全国医療組織の改編などやる気なし。地方衛生研究所や病院などもすでに疲弊し尽くしているのにほっかむりし、それで検査強化や感染拡大防止と言っても身動き取れないのは見えているが、そのように強制してきたは歴代の自公政権の責任だし、いまはただやけっぱちぎみに従っているに過ぎない。18年末の裁量労働制の国会論議で露呈した厚労省のデタラメ極まるデータも、その末期的表れのようでさえある。アベ前首相がPCR検査の大幅拡大を言っても、「おまえらがやったことの後始末もせずにやれというのか。そんなこと知るか」という心境が見える。
現状で懸念される変異種は3種類あると記事は書くが、本文に書かれているのは「N501Y」と「E484K」で、スパイクたんぱく質に変異があるとか。人間の細胞に取り憑くための突起が変異しているのは、感染者が急増している国で抗体が広がり、ウイルスが対抗してヒト細胞への侵入を執拗に追及し、突起のかたちを変化させたと、平ったく言えばそういうことか。いま日本国内で接種が始まったワクチンは、変異株に効き目がなくても、すぐに対応するワクチンをつくることができると豪語。しかし「富める国」間の大争奪戦によって、五輪には間に合わないだろう。アストラゼネカ製は「今秋までに、変異ウイルスに効くようにワクチンを改良する」(本文引用)とか。日本でも第4波がありその原因が変異ウイルスだったら、いよいよ五輪は遠い霧の彼方。五輪やGoToに無用な執着をせず、じっくり対策に専念することが大切だと思うが、いまのところ政府はやみくもに小手先の対応にあくせくするばかり。世も末!
posted by ガンコジージ at 11:43| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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