2021年02月27日

いまあの人たちはイライラしてるだろうな

2面「諮問委『本当に今 やっていいんですか』 懸念のなか 先行解除 首相『基準はクリア』 首都圏感染者なお高水準」から始める。政府は6府県の先行解除を決めた。名目は経済が疲弊する自治体の要請に応えたという形。しかし、専門家が懸念するので、解除する地域でも当面は感染防止策が続く。政府の諮問委員会では、経済界を除く専門家他のメンバーから異論が噴出。「本当にいま、やっていいんですか」「変異株もある」「休みが控えていてリバウンドする」。(田村厚労相)「非常に厳しい意見が多かった」。(大阪府知事)「新しい波をできるだけ回避する。あわせて社会経済活動を維持する。難しい判断だが、それを模索していきたい」(首相)「『もう大丈夫だろう』。消費喚起策『GoToキャンペーン』の旗振り役を務めるなど、もともと経済重視の首相にとっては、歓迎すべき動きだった」(記者団から問われて首相は)「基準はクリアしているわけですから。それぞれの首長さんもいろんなこと(対策)を考えているんじゃないですか」(本文引用)と、他人ごとのセリフ。
ようするに自分じゃ決めかねるところ、自治体が要望してきたのだからいいじゃないか、というのが本音だろう。しかし、12面「社説」の「6府県先行解除 再拡大防止を最優先に」には大阪府を例に「知事が一時『勇み足』を演じた。今月初め、医療関係者の反対を押し切る形で、国が目安とする基準より緩い内容を含む府独自の基準を打ち出し」「今月上旬にそれを満たしたあとも国への解除要請は見送られ、期待を持たせた飲食店関係者に謝罪した」(本文引用)とある。第1波感染拡大期に「大阪モデル」なんて胸を張っていたものの東京より死者数が増え、いまワクチン接種で「大阪モデル」の再登場。やってる感演出に忙しいが、いっこうに成果につながらない。尋常でなくあせっているようで、「ヤバくネ?」という思いにさせられる。変異ウイルスは、これから全国的な検査体制がとられることになっていて、いままでの検出は試行段階の少なすぎる数字でしかない。まさか大々的に検査したとたん、一気に変異種の拡大が判明して、大騒ぎになるんじゃないだろうね。頼みのワクチンにも効き目があるかどうか疑わしくなったりして。
そのワクチンだが、1面「高齢者向け、6月配送完了 ワクチン3600万人分、自治体へ」では、医療従事者と高齢者向けの計4000万人分を、6月末までに自治体へ配送終了する方針が示されたとある。五輪開会式を7月23日とすると、2回接種でおおむね医療従事者と高齢者の接種はスレスレで完了する。しかし、その他の人々への接種はとてもじゃないが間に合わない。モデルナのワクチンは昨日書いた通り、「日本向けに6月までに4000万回分、9月までに1000万回分が供給できるとの声が聞こえてくる。4000万回分は2000万人分に当たり、ファイザー製を合わせてたとえば3000万人分を接種完了するにはたぶん3カ月以上かかるんじゃないか。つまり6月初めから接種開始しても終了は8月末か9月初旬」ということになる。つまり、新たに4000万人分と見積もっても、五輪はワクチンやり残しで開催となるし、そんななか、副作用がどうのというのは熱狂にかき消されて小さくなっちまうんじゃないか。まして既往症については「自己申告」だから、副作用が出ても「申告されていなかったのでわからなかった」などと、「自己責任」論を持ち出されるかも。4000万人分といえば、赤ん坊も含めて人口のおよそ3分の1。全国的な集団免疫を作るにはいささか遠い。また、そのとき変異種が蔓延していて、効き目が落ちていたら、集団免疫はさらに遠のく。ブログ主は思う。スガ氏はいま首相という地位にあるからこそ激しい舌禍から免れているが、ひとたび「権力の座」を降りたら、どう言われるようになるか、先が見えてきたんじゃないか。いまのうちに身辺整理しておいたほうが懸命じゃないか。なんて思うのは、権力と無縁なコッパの言うことか。そういえば、病気を理由にそそくさと逃げ出したあの人はいまどうしてるやら。世間が落ち着いてきたらまた、「病状快癒により・・・」なんぞと言ってもぞもぞと頭をもたげてきたりして。とっても変な国だね。
posted by ガンコジージ at 11:37| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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